『
ヨガであそぼう!2 アートヨガほぐしあそびシアター』初お披露目の講習会、「ことばあそび研究会 夏の講習会」、大阪大会、東京大会、名古屋大会が終了しました。この講習会は「公開保育」を含む、いっぷう変わった講習会だったので、その模様をレポートしたいと思います。

大阪大会

まずは、小澤直子が、基本メソッドの一部をレクチャー。体の変化、そのおもしろさを感じていただきます。自分の体と出会う驚きと興奮が会場に広がります!

大阪大会 アートヨガ・基本メソッド

そして、「るしや先生の公開保育」にうつります。
東京大会では、4・5歳児、計25名に、舞台へあがってもらいました。るしや先生と初対面の子どもたちが、初めてほぐしあそびで遊ぶ、というコーナー。しかし、600名の観客の待つ、広い舞台に立った瞬間、「こわい……」と足がすくむ子も。そりゃそうですよね。
でも、遊びながら心と体の緊張をほぐせるのが、ほぐしあそびなのです!

東京大会 『
ヨガであそぼう!』より「♪ふーふーストロー」(変化形)

まずは呼吸で遊ぶと、すぐにほぐれて、かぶりつきで楽しんでくれるようになりました。あとはもう、ノリノリです!

東京大会 『
ヨガであそぼう!』より「♪ぐにゃぐにゃビート」


東京大会 『
ヨガであそぼう!』より「♪夜ですおやすみ」


東京大会 『
ヨガであそぼう!』より「♪のりものトランスフォーム!」

そして終わったとたん、わーっと子どもたちに抱きつかれました。かなり、ていうかめちゃくちゃ嬉しかったです。先生冥利に尽きます! 体のかたい子が多かったけど、30分遊んだ後には大幅にやわらいだので、よかったなあー。参加してくれた子どもたち、ほぐしあそびを続けてくれるといいな、と思いました。
公開保育後、小澤直子が、さきほどのほぐしあそびについて、ひとつひとつ解説をしていきます。

東京大会 公開保育の解説

ほぐしあそびを通して、子どもの体の見方を学びます。いちいち納得、目からうろこの理論編は、何度聞いてもおもしろいです。
もっとほぐしあそびの理論を学びたかった! という方は、『
子どもとからだを勉強する』で、0・1・2歳へのアレンジの仕方を詳しく知りたい方は、『
折れない心と集中力のある子を育てる 小澤式キッズヨガ「ほぐしあそび」』で、それぞれ補完していただければと思います。
そして、今回の講習会で初のお披露目。『
ヨガであそぼう!2 アートヨガほぐしあそびシアター』です。

東京大会 『
ヨガであそぼう!2』より「♪ほぐし忍法シリーズ にんじゃのにんトレじゃ!」

受講生に舞台へあがってもらい、アートヨガ柔軟法に歌をつけた、「ほぐし忍法シリーズ にんじゃのにんトレじゃ!」を実践してもらうと……。背面のばし(前屈)が!
体がその場でやわらかくなってびっくり! 受講生全員でした「♪ほぐし忍法シリーズ みっしょのミッション どとんの術」も、とても楽しかったですね。
最後は、「ちきゅうたんけんたい」で、感動のグランド・フィナーレへ。

大阪大会 2種の英雄のポーズのポイントを、小澤直子がレクチャー。


大阪大会 『
ヨガであそぼう!2』より「♪ちきゅうたんけんたい 第四部 地球の夜明け編」

ああ、体がのびたー。楽しかったー。おつかれさまでしたー!
ご参加のみなさま、サイン会でお声がけくださったみなさま、どうもありがとうございました!

東京大会 小澤直子・るしやサイン会


大阪大会 小澤直子・るしやサイン会

名古屋大会では、新沢としひこさんの講演中、小澤るしやがサプライズでゲスト出演をしました。

名古屋大会 受講生に舞台へあがってもらいます! 左端が新沢としひこさん。


名古屋大会 『
ヨガであそぼう!2』より「♪ちきゅうたんけんたい 第一部 森の入り口・鳥編」小澤るしやが、ちきゅうたんけんたい隊長として、くじゃくのポーズをレクチャー。


名古屋大会 みんなで「あれは~なんだろう~♪」

『
ヨガであそぼう!』と『
ヨガであそぼう!2 アートヨガほぐしあそびシアター』は、次の日からでも保育で使える内容になっています。ぜひ子どもたちと遊んでみてくださいね!
そうそう、サイン会では、「
ほぐしあそびを園でやっています!」というご報告をたくさん聞き、とても嬉しかったです。とりわけ嬉しかったのは、「
発達のゆっくりな子も、楽しんでくれるので」というお言葉……。
そうなんです。本っ当にそうなんです。
アートヨガでも、ほぐしあそびでも大切なこと、それは「
無理をしない」ことです。
絶対に無理のない範囲で動くこと、もし何か「できないもの」があるならば、できるもので参加すること。これを徹底したうえで遊ぶので、子どもたちは「自分はこれができないんだ」などと引け目を感じることが一切ありません。そのうえで心と体をほぐすので、子どもたちが本来持っていた元気がどんどん出てきて、生き生きとしてきます。
なので、わたしがほぐしあそびを教えに行くと、先生方から、「
いつもは運動をしたがらない子どもが、今日はすごく動いていたし、本当に楽しそうでした。あの子のあんな顔、見たことなかった」とよく言われます。それから、「
あの子は、実は障がいのある子だったのですが、今日はなんだか……よかったですよね?」と言われることもあります。
さまざまな症状を持つ子どもたち。その子の病気について知ることはとても大切だし、理解の糸口になるはずです。でも、その病名に、どうか惑わされすぎないで、目の前の子をよく見てください。たとえ、ついた病気の名前は同じでも、ひとりひとりは違う体を持っています。それぞれに個性があり、それぞれが違った可能性を秘めているのです。
無理をしないで、できる範囲を広げる。それが、ほぐしあそびの特徴のひとつでもあるのです。
担当クラスに、気になる子のいる先生。
わが子の発達が少し気になるお母さん、お父さん。
ぜひ、その子にとって無理なくできる範囲で、ほぐしあそびで遊んでみてください。
心と体がほぐれていくのがわかると思います。
それは、その子にとって大変な自信になります。生きていくのが楽になり、人生の喜びに気づきやすくなります。わたしは、そういう場面をたくさん見てきました。どうかあきらめないでください!
今回講習会でお会いしたみなさん。また、どこかでお会いしましょう!

おまけフォト:

東京大会楽屋にて。ケロポンズのケロちゃん(増田裕子さん)とポンちゃん(平田朋子さん)が、小澤直子・るしやの楽屋まで遊びにきてくれました! 公開保育をめちゃめちゃ褒めてくださいました。ありがとうございます!


名古屋大会楽屋廊下にて。新沢としひこさんとケロポンズと小澤るしやで、アートヨガ・基本メソッド!


名古屋大会の後で。小澤るしやの左隣で微笑むお二人は、新刊『
ヨガであそぼう!2 アートヨガほぐしあそびシアター』の編集をしてくださった、すずき出版の菊池文教さんと乙黒亜希子さんです。良い本にしていただき、大感謝です!!


東京大会楽屋にて、ケロポンズのケロちゃん(増田裕子さん)と小澤直子・るしやで、エビカニクス!


ただいま、
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